2016年3月22日火曜日

藤田圭三さんの粉引き赤絵入荷しました

嬉しいもんです。あの細かい密な赤絵を沢山のフアンの為に一人描いているんだなと時々思うと気が遠くなり、粉引き赤絵は絶対的に大変な仕事なので注文は間に合う筈もないわね、と諦めていましたので突然の入荷は嬉しいもんです。何だか器体も私好みの厚みに出来上がっているようで大変満足する室伏でした。藤田君に感謝。






2016年3月14日月曜日

春欄

20年は経つているはずだ。茶花の御稽古で使用したものを水耕栽培で根が生えて来たものだから土に戻し今日に至る。東向きの小ちゃな場所に毎年密やかに咲く。下を向き何とも健気な感じに私は魅かれる。なんていうのもこの場所でまともに育った植物は南天と春欄だけなのだ。万作,コデマリ、紫陽花、ミモザ、ライラック、果てはクリスマスローズ,事ごとく失敗している。猫の額にやる気満々であったがいつしか東向きという事であきらめている。なのに今年も咲いた。感謝。今日は森和彦さんの焼き〆の花入れに、、、。
またこれが下向きにうなだれている様はでなんとも言えません。

2016年3月8日火曜日

東フィルコンサートにいってきました

ガーと引きずられる様に終わったコンサート。
この私がたるまず聞き惚れた。佐渡さん素晴らしい。終了後楽屋にてご挨拶させて頂けるというので舞台裏に入る。懐かしい、、、。15年前お花の師匠のアシストで何回もこの舞台に花の活け込みにやって来た。舞台の上から客席をみた時は感動したっけ。生まれかわってこんな所でアリアなんぞ唄う人生も有り?と夢想した私。しかし活け込みは大変な仕事で舞台を上がったり下がったり、、、。最後に大木に花々に照明があたって客席から眺め一同感激。後は先生のお計らいで席を頂き美しいアリアを堪能したのでした。
帰りにバーで飲んだバーボンが美味しかった事!なんて思い出しつつ楽屋へ、ついに佐渡さんにおめもじ叶いました。15年前のサティのCDにサインして頂いた。佐渡裕指揮者を認識した記念すべき1枚なのだから、いやなんかおばさんの乗りで申し訳有りませんでした。帰りはクラシック好きの友人とブラボーってなもんでビールで乾杯。
飲みながらまたまた盛り上がったのはホールで私が声を掛けられた事だ。いつもいく飲みやで時々会う女性。名前は分からない。短い会話の中で佐渡さんの凄いフアンらしいのが伝わってきた。もっとおかしい事は彼女と先月CWニコルさんの講演会でもばったりであった事。ちなみにコンサートはオーチャードホールでした。